長い間、自分より若く美しい女が嫌いだった。
いやそんなに嫌うことないでしょ?と男性はいうかもしれないが、たとえばこんな状況を想像してみてほしい。
スナックに行ったら、起業して社長でそこそこ儲かって金を持っていて外車を三台持ってるような男がいたとしよう。当然店の女の子たちもその男をチヤホヤする。
どうですか。面白くないでしょ? でも社長になってお金稼いでいるのは彼の努力・能力ですよね。男の世界は実力主義ですよ。もちろん生まれながらに名門で金があって・・・という人もいるけれど。それはとりあえず置いといて。
で、女の場合は同じことが容姿と若さで決まっちゃう。どちらも自分ではどうしようもない。若くて美しければ勝ちですよ。どんなに頭がよくて性格がよくてもブスで年寄りだったら負けです。
しかしそれだったらそこまで悲観することでもないかもしれない。美人なんてこの世の1パーセントくらいだし。女同士で話していて思うのは、若いとか美しさよりもやはり人柄が良いかどうか。
でもそれがそんなに気になるのは、そうなんですよ。男共の態度が・・・あまりにもわかりやすいくらい、美人に対しては優しく、ブスには冷たい。若い女には優しく、年寄りには冷たい。女は一緒にいる女性が美しいか若いかということよりも、男共の差別的な態度にムカつく。だから下手に女性とは仲良くならないほうがこちらが傷つかずにすむ・・・と長い間思っていた。
いやしかし、女だってスナックの女の子たちのように金持ち男をチヤホヤするやんかと男共は反論するかもしれない。
というわけで次回に続く。