行雲流水~きららのブログ

好きな本のことを中心に、日々の想いを書いてみる

酒の好きな人・嫌いな人

私はお酒が好きである。

と言うと、たいてい「大酒のみ」だと思われるのが遺憾でありますが、別に大酒のみではなくて、お酒の味を楽しみ、肴を楽しみ、チビチビやってちょっと気持ちよくなる、というのが好きなだけです。それもまた「お酒が好き」と言えるでしょ?

 

ところで私の嫌いな言葉に「お酒の苦手な女性にも飲みやすい」とかいうのがある。

苦手な人に飲ませるな!! と思う。酒がもったいない。同じような言い方に「甘いものの苦手な男性にも食べやすい」というのがある。

苦手な人に飲ませたり食べさせたりするのが嫌いである。嫌なら断ればよい。無理して飲み食いすることはない。好きな人が存分に楽しめばよい。

若いころ、酒の席で「私飲めないんですぅ」とか言ってる若い女には男共が群がって酒を飲ませていた。一種のイジメ、嫌がるのを見て楽しむ嗜虐的な遊びである。隅のほうにポツンと座っている酒の好きな私には誰もお酌してくれない。男ってのは腰抜けだなあと思った。

酒も菓子も好きな者同士楽しめばそれでいい。苦手な人は無理する必要はない。そうすればこの世はもっと住みやすくなる。