行雲流水~きららのブログ

好きな本のことを中心に、日々の想いを書いてみる

セクハラ転じて好かれる男

ときどき、男性と話していて、

「職場で「今日のその髪型カワイイね」とか言うと今はセクハラなんですよね? うかうか人をほめられないって、おかしいんじゃないですか」と言われることがある。

確かに他人をほめることは良いことのような気がする。

しかし、職場は仕事をするところ。ブスだろうが美人だろうが仕事ができればそれで良し。髪型は仕事に関係ない。ほめるとすれば、仕事に関することだけでいい。男性は上司に髪型褒められて嬉しくて仕事がはかどりますか? でも女性は髪型褒められたらイキイキと仕事するだろうなってのは、勝手な思い込み・・・少し大げさに言うと女性蔑視なんです。

逆に、女性を褒めてほしい場面もある。

人間の心というのはセコいもので、相手に気に入られたいとか相手をおだてて何かしてほしいときに褒めることが多い。もちろんそういうのも悪いことではないけれど、何もないときに話のついでくらいでいい。日本人の男は言葉に出すのが苦手というけど、それだけにたまに言葉に出すとものすごく効果がある。普段そばにいる友達やパートナーに「あーなんかそれいいね」くらいの言い方でいい。これはね、ドキっとしますよ。

実は男性ほど褒められたい生物はないと思う。褒められたいために、わざわざ高いお金払ってスナックなどに通っているのだから。それがわかってるなら女性を褒めたってよさそうなもんだよねえ。