行雲流水~きららのブログ

好きな本のことを中心に、日々の想いを書いてみる

差別意識

女嫌い(その1)

長い間、女が嫌いだった。女性の友達は必要最小限、自分から努力して良き女友達を求めたことはない。話を聞いてくれるのも語り合って楽しいのも男共。そう思い込んできた。 なぜそうなのか。理由はいくつかあるけれど、まずひとつはこんなことから。 彼氏や…

性善説

性善説、性悪説、という言葉がある。厳密な哲学的な意味はさておき普段の話の中では「コイツももともとは悪いヤツじゃないんだ、性善説というのが本当なら生まれたときには良い心を持ってたはずだ」などと言うわけです。 でも最近思うんだけど、善ってなんだ…

あなたの隣人は何を考えているのか

ロシアがウクライナに侵略戦争をしている。ニュースを見聞きして怒ったり悲しんだりしている人は多いだろう。私もその一人だが、ふっと思った、例えば沖縄の人はちょっと感じ方が違うのではないかと。本土の平和ボケした能天気な私と、沖縄の人たちとの感じ…

置かれたところで咲くべきか

先日「モヤる言葉 ヤバイ人」(アルテイシア著/大和書房)を読んでいたら、「置かれたところで咲きなさい」って嫌いな言葉だと書いてあった。どうせお前はここから出られないんだよ、諦めてここで暮らせ、みたいに取れば確かに嫌な言葉かもしれない。 私は地方…

言葉に隠された差別(「モヤる言葉 ヤバイ人」アルテイシア著

いまだにセクハラとか差別ってこんなにあるんだなあ、女性というだけで苦労することいっぱいあるんだなあと改めて思う。そうやって日本はせっかくの女性たちの能力を生かしきれないままこの数十年、何となく国が栄えていないのも当然だ。 若い頃、職場の新人…

スポーツ選手を下に見る

先日スポーツに関するニュースを見ていて、違和感を感じることがあった。 ひとつは、あるゴルフ選手の活躍を伝える報道で、「××選手のお母さんは●●人(ある東南アジアの国)」と連呼しているのが耳についた。 お母さんがどこの国の出身でもいいではないか。彼…